足立美術館は生きている日本画?庭園が素敵で外国人に人気!林修のニッポンドリル

公開日: : 最終更新日:2019/06/27 アート

2016年11月5日放送の「SmaSTATION」(スマステーション)で、外国人に人気の美術館として、島根県にある、和風庭園の素晴らしい足立美術館が紹介されます。アメリカの日本庭園専門雑誌で日本庭園ランキング連続1位の庭園です。

追記:2018/5/9(水)放送の『林修のニッポンドリル』(フジテレビ系)でも、紹介されました。

追記:2019/6/30(日)放送の「所さんの目がテン!」(日本テレビ系)でも紹介されるようです。テーマは「庭園の科学」。

SmaSTATION!!とは?

スマステーション。テレビ朝日系で生放送されている情報バラエティ番組。通称「スマステ」。香取慎吾さん、テレビ朝日アナウンサーの大下容子(おおしたようこ)さんが出演。

その11/5 (土) に放送される内容は「日本人こそ知らない!?外国人がわざわざ集まる意外な人気スポットを徹底調査」。その中で「島根県の美術館に外国人が大挙!お目当ては生きている日本画!? 」ということで紹介されるのが、足立美術館です。

 
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足立美術館とは?

あだちびじゅつかん。足立美術館は島根県安来市(やすぎし)にある美術館です。

地元出身の実業家である足立全康(あだちぜんこう、1899年 – 1990年)氏が1970年に開館しました。

足立美術館が所蔵する横山大観の作品は総数130点にものぼり、質、量ともに日本一です。横山大観のほかには、竹内栖鳳(たけうちせいほう)、橋本関雪(はしもとかんせつ)、川合玉堂(かわいぎょくどう)、上村松園(うえむらきょうえん)ら近代日本画壇の巨匠の作品や、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)、河井寛次郎(かわいかんじろう)の陶芸、林義雄(はやしよしお)、鈴木寿雄(すずしとしお)らの童画、平櫛田中(ひらくしでんちゅう)の木彫なども収蔵しています。

足立美術館の庭園は日本一!

足立美術館は、5万坪という広大で美しい日本庭園があることでも有名です。庭園は「枯山水庭」「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」などに分かれています。

庭園の手入れや清掃は、毎日、専属の庭師や美術館スタッフが行っています。全康は「庭園もまた一幅の絵画である」と言っていて、足立美術館の庭園は、絵画のように美しく、海外での評価も高いです。

足立美術館の庭園は、借景という、日本庭園の造園技法が採られていて、遠くの山や木々までも取り込んで、秀逸な造形美が完成されています。

  • アメリカの日本庭園専門雑誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』での日本庭園ランキング 1位 (2003年〜2015年)
  • フランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』三つ星(最高評価)
  • フランスの旅行ガイド『Guide Bleu Japon』 三つ星(最高評価)

現在は、足立全康氏の孫の足立隆則氏が代表理事兼館長に就任しています。

 

 

『林修のニッポンドリル』の内容

2018/5/9(水)放送。

「計算された美しさ」「日本庭園」「15年連続日本一」

足立美術館の庭園には、計算された美の演出がある。

河の流れを枯山水で表現している。

窓枠は一見、邪魔なように見えるが、正面に回りこんで、そこから庭園を眺めると、1枚の絵画のように見える。生の額絵。

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日本庭園は四季によって、さまざまな美しさを見せる。

足立美術館には「生の額絵」だけでなく、庭園が掛け軸のように見える「生の掛け軸」もある。

「生の掛け軸」は、庭園の一部を水墨画に見立てている。

足立美術館は枯山水庭(かれさんすいてい)だけではない。

茶室寿立庵(じゅりゅうあん)の庭や、苔庭、能登半島の赤松などもある。

赤松の植え方にも計算された美の演出がある。敢えて鑑賞者に近い、手前に赤松を植えることで庭園に奥行きが生まれる。

敷地面積は約5万坪。

問題:  足立美術館は、美しい景色を守るために、とんでもないことをした。それは何か?

A.庭園を永遠に綺麗に見せるために、背後の山々を買い取った。

 

足立美術館の景観を守っているのは「7人の匠」(庭師)。

足立美術館の枯山水庭の美しさを維持するのは7人の庭師。

足立美術館の枯山水庭に使っている砂は、地元、島根県奥出雲町横田から運んできたこだわりの砂。

この砂も7人のエキスパートが綺麗にしている。

2月〜3月に、すべての砂を水で洗う。

気温10度以下の寒空の元、砂の中から、細い木の根っこなどを除いていく。ゴミが小さいので素手でしか取り除くことができず、素手作業となる。

この地道な努力こそが、庭園の綺麗なコントラストを生み出している。

庭師たちが開館前に必ず行うのが清掃作業。落ち葉などを拾い、庭園の景観を損ねるものを徹底的に拾う。

7人の匠が、開館前には、ゴミが落ちていないか、お客様と同じ目線で庭園をチェックする。

問題: 落ち葉やゴミ以外に芝生に落ちている○○さえも取り除く

A.ミミズの糞(ふん)

壮大な景観を守るため、ミミズの糞さえも徹底的に取り除く。

 

足立美術館へのアクセスなど

  • 足立美術館
  • 電話 0854-28-7111
  •  〒692‐0064 島根県安来市古川町320
  • 開館時間 4月〜9月:9:00〜17:30 10月〜3月:9:00〜17:00
  • JR安来駅より無料シャトルバスで約20分
  • 車の場合 山陰道安来ICより約10分

足立美術館の公式サイトはコチラ

FACE BOOKはコチラ

最後に

足立美術館の美術館スタッフは、美術品の管理だけではなく、庭の手入れのプロでもあるんでしょうね。美しい庭は、毎日、手入れしないと、維持できません。庭というのは、どれだけ手をかけられるかが重要でしょうね。

足立美術館といえば、父は足立美術館の方と交流があるようで、数年前から、名前はちょくちょく聞いていたし、かなりの頻度で足立美術館に行っていたようなのですが、私は一度も行ったことがなかったので、テレビで見て、こんなに素敵なところなのだと知りました。

足立美術館には、かわいい童画の絵ハガキがあるとかで、父は毎回、買ってきています。テレビで取り上げられる足立美術館は、和風庭園のイメージが強いと思いますが、美術館なのですから、コレクションも注目してほしいですね。童画好きにもオススメです。

 
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