テラフォーマーズの三池監督がジョジョ4部を実写映画化!失敗を振り返る

2016年9月28日、人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」が実写映画化されることが発表されました。

ジョジョの奇妙な冒険とは?

　漫画家・荒木飛呂彦氏（５６）の人気漫画

　1987年より集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載スタート。

　現在、シリーズの単行本は１１７巻、累計発行部数は９０００万部を超える。

　第4部では架空の町の杜王町を舞台に、東方仗助とその仲間たちの関わりや、戦いを描くサスペンスホラー。

映画版「ジョジョの奇妙な冒険」の情報

　映画タイトルは「ジョジョの奇妙な冒険　ダイヤモンドは砕けない」。

原作となるのは「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない」（単行本２９巻～４７巻）。

舞台となる架空の町:杜王町は、日本という設定ですが、映画の撮影場所はスペインだそうです。なんでスペインなんでしょうね…。

主なキャスト

• 東方仗助役　山崎賢人　
• 空条承太郎役　伊勢谷友介(40)
• 広瀬康一役 　神木隆之介(23)　
• 山岸由花子役  小松菜奈(20)　
• 虹村形兆役  　岡田将生(27)　
• 虹村億泰役 　真剣佑(19)
• 片桐安十郎役  山田孝之(32)
• 東方朋子役　観月ありさ
• 東方良平役　國村隼 

北村一輝さんがキャスティングされていないことにガッカリしているファンも居るよう…。イメージは合いますが、47歳は年齢が高過ぎますね。

三池崇史監督とは?

三池崇史監督は1960年8月24日生まれの56歳。

コメディからバイオレンス、ホラーなど多岐に渡るジャンルで映画制作を続けています。

最近は漫画やアニメを原作とした作品を撮っており、「ヤッターマン」や「ゼブラーマン」などの作品があります。その中で、2016年4月に公開された人気マンガ「テラフォーマーズ」の映画は大失敗と言われています。

実写映画テラフォーマーズの失敗

　凶暴な人型に進化したゴキブリとの戦いを描いた人気マンガ「テラフォーマーズ」。

　三池崇史監督は、その「テラフォーマーズ」を実写化し、2016年4月に公開しましたが、興行的には興行収入1億5063万6500円と失敗に終わりました。

　公開2週目にして「観客は自分一人だった」というツイートがあったり、「気が遠くなるほどつまらなかった」「いずれにしてもチープで見ているこっちが恥ずかしい」という感想が出るほど。

　全国327スクリーンで初の土日の動員が12万8730人でした。 

　最初の30分は、会話で、世界観や現状をダラダラ説明するような展開。しかも、内容がよく分からない有様。残り80分間は戦闘シーンが多くなるものの、ずさんで緊張感のない、と酷評されました。

追記:ジョジョ映画の予告編 

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の予告映像が本日解禁！山崎賢人さん扮する“ジョジョ”＝東方仗助をはじめ、康一、由花子、承太郎、アンジェロが登場！さらに、能力をもっている者にしか見ることのできない“形ある超能力”【スタンド】の存在を初披露!! #ジョジョ映画 pic.twitter.com/D5D8Dnkx9o

— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) 2017年4月26日

最後に

マンガやアニメが原作の実写映画は残念なことになることが多いです。

ハリウッドほど予算をかけられないという理由もあるかも知れません。

私は昔、「サウンドオブサンダー」という映画を観た時に、出てきた恐竜のCGの出来が、ジュラシックパークとあまりに違うことで「予算が少なかったんだな〜」と感じたことがあります。

それが、ハリウッド映画と、邦画では、かなりの差になってしまうのでしょう。

「ジョジョの奇妙な冒険」の実写化は楽しみではありますが、「テラフォーマーズ」の失敗があるので、かなり心配でもありますね。

とくに、ジョジョの重要な要素であるスタンドの表現がチープだったりしたら、残念過ぎます。

マンガの実写化の場合、豪華キャストもいいですが、有名キャストは少なめにして、予算を、出演料より、もっと違うところにまわしたほうが、いいものができるかも知れませんね?

できれば、面白いものを作って成功してほしいので、頑張ってほしいです。

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