秋分の日は9月23日じゃない!2020年は9/22! 連休になる?
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国民の祝日である「秋分の日」。
皆さん、秋分の日は9月23日だと思い込んでいませんか?
カレンダーを見ると、2020年の秋分の日は9月22日となっています。
私は、アラフォーになるまで、秋分の日は9月23日固定だと思っていました。
なぜなら、友人が9月23日生まれで、誕生日はいつも祝日で休みだったからです。
秋分の日は9/23日固定ではないと気づいたのは2016年です↓
秋分の日は9月23日じゃない? 2016年は9月22日が秋分の日
2020年9月のカレンダー
2020年9月は9/21(月)が「敬老の日」(=9月第3月曜日)で、9/22(火)が「秋分の日」ということで、土日休みの人にとっては四連休になりますね!
これがもし、秋分の日が「9/23」だったら、間に挟まれた火曜日も休みになって、五連休になったはずなので、ちょっと残念ですね!?
秋分の日とは
秋分の日は、日本の国民の祝日の一つです。
「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。」日ですが、意味を知っていましたか?
「秋分の日」は天文学上の「秋分日」となります。
「秋分日」は、「昼と夜の長さが同じになる」 と言われますが、昼の方が若干長いです。
「春分の日」同様、「秋分の日」は、法律で具体的に月日が明記されておらず、「春分日」「秋分日」となっています。
秋分の日(=秋分日)を知る方法
法律で具体的に月日が明記されていないので、天文学上の秋分日を誰かが教えてくれなければ、一般の人は分かりませんね。
ほとんどの人は、カレンダーで「秋分の日」を知ることになると思いますが、カレンダーを作る人たちは、官報で確認しているはずです。
国立天文台が、毎年2月に、翌年の「春分の日」と「秋分の日」を官報で公表しているのです。
官報なんて、普通の人はあまりなじみがないですよね・・。
秋分の日はどうやって決まるの?
黄道(=太陽の通り道)と天の赤道(=地球の赤道を天にまで延長したもの)との2つの交点のうち、黄道が北から南へ交わる方の点を「秋分点」と呼びます。
(もう1つの交点は「春分点」です。)
この秋分点を太陽が通過する瞬間が「秋分」と定義されていて、「秋分」を含む日のことを、それぞれ「秋分日」と呼びます。
→ 将来の春分日・秋分日を計算で予想することはできるものの、地球の運行状態は変化することもあるので、「天文学での秋分日」は、2年後以降は確定しません。
2020年は 9月22日が秋分の日
2020年の秋分の日を9月22日です。
9月23日固定じゃないんですね!
2016年も秋分の日は9月22日となっていたので、4年ぶり。
その前は2004年。
こう考えると、意外と9/23じゃない日は多いですね。
今後は頻繁に9/22が秋分の日になるでしょう。
なぜなら、2012年〜2044年までのうるう年は、秋分の日が9月22日になるはずだからです。(地球の運行状況に変化がなければ)
秋分の日が9月23日以外になった年と、今後:
- 1979年 9月24日
- 1896年 9月22日
- 2004年 9月22日
- 2012年から2044年までの閏年に限り 9月22日
最後に
来年(2020年)の「秋分の日」が9月22日になってたって気づいていましたか?
まだ先なので、気づいていない人もいるかも知れませんが、海外旅行など、大きな旅行の計画を立てる人は気づいていたかも知れません。
私の場合は、「秋分の日」として覚えていた、友達の誕生日を間違えないようにしなければ・・。