ダークソウル2で2000回死んだ80歳! なぜダクソを続けるのか
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最終更新日:2016/10/01
アニメ・ゲーム
ニュース番組に登場した、80歳で『ダークソウル2』をプレイしているというおじいさんが話題です。
シニア層がゲームセンターに
2016年9月21日、毎日放送(MBS)のニュース番組「VOICE」(近畿と徳島で放送)の特集は、シニア層がゲーセンに集っているというものでした。
シニア世代の新たな居場所として注目されているゲームセンター。数年前からゲームセンターに通う高齢者が増えていると言われ始めていました。
最近ではゲームセンター側も、畳ベンチを用意したり、シニア初心者向けの体験教室を開催したり、シニア向けの「コーヒー無料サービス」「限定スタンプカード発行」など様々なサービスで、シニア層の受け入れ態勢を整えています。
実際、平日のゲーセンのメダルゲームコーナーは、シニア層が多いそう。 あるゲームセンターでは、敬老の日イベントとして、60歳以上限定で、「クレーンゲームの達人検定」を開催していました。
ダクソプレイする80歳
そんな特集の中で、80歳で「ダークソウル2」というゲームをプレイするおじいさんが登場。
そのおじいさんのセリフがかっこいいのです。
「ダークソウル2も何回死んだかと聞かれる。
おそらく2000回以上死んでる。
死ぬのを恐れたら絶対にできない。
そりゃ現実は嫌やで。緊張、冒険心、面白さがある」
高齢になっても、ワクワクする冒険心や、ドキドキする緊張感を楽しめるというのはいいですね。
「死ぬのを恐れたら絶対にできない」というのは、ゲームだけではなく、人生に通じるものを感じます。
ダークソウルとは
ダークソウルとは、2011年9月に発売されたアクションRPGです。ダークソウルIIは、2014年3月に発売されました。
略してダクソと呼ばれます。
ソウルと人間性を集めるゲーム。ソウルは、武器や防具の強化、自身のレベルアップに使えます。「人間性」は人間のみが持つ精であり、亡者はこれを捧げることによって生き返る事が出来ます。
ストイックなゲーム性と独特の世界観が高く評価され、多数の賞を受賞した作品です。
ゲームの効果
アメリカの研究で、テレビゲームは高齢者に効果があると言われています。 脳活性につながるのです。
冒険心をくすぐられることで、若返りをするようで、ゲームは認知症予防とリハビリ効果まであるそう。
とくに、新しいことに挑戦することが脳にいいので、できるだけ新しいゲームに挑戦することで、脳を活性化できます。
ただ、ゲームに慣れたり、飽きたりすれば、脳は変化せず、活性化の効果は落ちてしまいます。
人というのは、年をとればとるほど、新しいことに挑戦するのが億劫になりがちですが、それは、脳を衰えさせてしまうんですね。
まとめ
脳の活性化という意味では、同じゲームばかりしていたらダメなのでしょうれけど、ダークソウルは、毎回違うドキドキを与えてくれるから、2000回してもいいのかも知れません。
いくつになっても好奇心を忘れないことが、イキイキと元気に生きていくコツなんでしょうね。
若い人がずっとゲームをしていると、怠け者に見えますが、80歳でダークソウルをプレイしているおじいさんは、なぜか素敵に見えるから不思議です。