コウノトリ伝説の鴻神社で子宝祈願!アド街で紹介の埼玉鴻巣

公開日: : 最終更新日:2016/11/23 その他

2016年10月1日(土)放送の「出没!アド街ック天国」で取り上げられたのは「埼玉県の鴻巣(こうのす)」です。

鴻巣には由緒ある寺社仏閣がたくさんあるとして、番組では「勝願寺」「法要寺」「大野神社」が紹介されました。

そこで、同じ鴻巣にある、子宝祈願にご利益のある「鴻神社」に注目してみました。

「出没!アド街ック天国」とは 

「出没!アド街ック天国(しゅつぼつ あどまちっくてんごく)」は、1995年から毎週土曜に放送されている情報バラエティ番組。

略称は「アド街(あどまち)」。地域密着系都市型のエンターテイメント番組です。現在の司会は、井ノ原快彦さんと、須黒清華さんです。

10/1の放送で取り上げられるのは、埼玉県の鴻巣(こうのす)。埼玉県で唯一の運転免許センターがある街です。

「第15回 こうのす花火大会」は、2016年10月8日(土)18時〜(※雨天時:翌日に順延)です。世界一の尺玉が上がります。

埼玉県の鴻巣市とは

鴻巣市は、埼玉県の東部中央に位置する市です。こうのすし。

 

鴻巣(こうのす)の由来:こうのとり伝説

 昔、「木の神」と呼ばれる大きな木があり、里の人々は、その木を「神様の木」として大切にしていました。ところがその木は、お供えをしないと災いを起こすので、人々は困っていました。

ある時、コウノトリがやって来て、その大木に巣を作って卵を産みました。すると、どこからか大きなヘビが出てきて、その卵を食べようとしました。それに気づいたコウノトリは、巣に舞い戻り、ヘビと戦い、追い払いました。

その後、この地には、災いもなくなり、平和な日々が続いたので、人々はその木の下にお宮をつくり、コウノトリのお宮「鴻の宮(こうのみや)」と名づけ、この土地の守り神としました。

そして、この地は、コウノトリが巣を掛けた所として、「鴻巣(こうのす)」と呼ばれるようになりました。

コウノトリとは

コウノトリは、全長約110-115cm(翼開くと160-200cm)、体重4-6kgにもなる大型の鳥です。河川や水田、人里近くの湿地など、水辺に住みます。

肉食性で、ドジョウ、フナなどの魚や、カエルやミミズなどの小動物を餌とします。こうのとり伝説にあるようなヘビも、食べるようです。

巣は、マツなどの高木の上につくります。

コウノトリは、1956年には20羽にまで減少してしまったので、同年、国の特別天然記念物に指定されました。

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こうのとり伝説を伝える「鴻神社」

そんなコウノトリ伝説のある、埼玉県鴻巣市の「鴻神社(こうじんじゃ)」。子宝祈願や安産祈願ができます。

[子授け(子宝)祈願]

子供が欲しいと願う夫婦が、社殿のこうのとりのご神像の前でご祈祷(きとう)を受けます。子供が授かるように念じて神様にお願いします。 

[安産祈願]

妊娠5ヵ月目の戌の日に腹帯をまき、安産を祈ります。鴻神社では腹帯に安産の判を押し、安産祈願の祈祷をしてもらえます。(腹帯は各自持参)

鴻神社で、子授け(子宝)祈願・安産祈願をすると、「こうのとりのたまご」のお守りをもらえます。

腹帯は、とても長い手ぬぐいのような物です。私は、産後、骨盤を締めるために巻きました。

ちなみに、私が行った安産祈願のお寺は、祈祷してもらう時に、神社から腹帯をいただき、産後にお返しとして、新品の腹帯を買って持っていくというシステムでした。鴻神社の場合は、行く時に腹帯を持っていくのを忘れないようにしましょう。

[初山祈願]

生まれて一年前後の子供が、夏を迎えるにあたり、その健康を祈念し、諸々の病気や災難を封じるために祈願します。

祈祷を受けた子供の額には、魔よけの朱印を押します。

この朱印の習慣は、地域によって、ある所と、ない所があるようで、うちの娘のお宮参りはここではありませんが、額に朱印をつけました。それを見て、珍しがる友人も居ました。

[縁切り・縁結び]

悪縁を除き、良縁を招き、明るく幸せな人生を築けるように、祈祷を受けられます。

境内にある三狐稲荷神社は、縁切り・縁結びにご利益があるので、「お狐」や「絵馬」を奉納してお参りすると良いようです。

鴻神社の詳細

  • 鴻神社
  • 〒365-0076 埼玉県鴻巣市本宮町1-9
  • 電話番号:048-542-7293
  • 駐車場あり。

感想

調べてみると、兵庫県豊岡市下宮の久久比神社にも、コウノトリにまつわる伝説が残されているようですね。

失礼ながら、これまで「こうのす」という地域は知らなかったのですが、コウノトリに由来する地名だなんて、素敵ですね。

以前は、小さな子供から「赤ちゃんはどこから来るの?」と聞かれた時は、は「コウノトリが連れてきてくれるのよ」なんて答えるのが一般的でしたが、今はどうなんでしょうか。

 現代は、不妊に悩む人も多いので、子宝祈願をしたい人には、鴻神社は気になりますね。

子宝祈願の神社というと、少し表現が直接的で目を疑うようなモチーフをご神体としてまつる神社が話題になったりしますが、コウノトリはかわいくていいなと思いました。

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