背中ニキビによく似たマラセチア毛包炎,思いがけない原因と対策
公開日:
:
最終更新日:2020/04/01
合成界面活性剤不使用
合成界面活性剤フリー生活にしてから、一つだけ、トラブルがありました。
それは背中ニキビによく似たマラセチア毛包炎です。
以前、私は、背中と胸元に、ニキビがたくさん出ることがありました。
夏はマシなのですが、冬になると悪化します。
冬だし、背中は見えないので良かったですが、首まわりが少し開いた服だと胸元の症状が見えてしまうので、気になりました。
いろいろ試すも改善せず
おそらく、冬で、厚着して、蒸れるのが原因なんだろうと思い、ババシャツやタートルネック、フリースをやめました。
乾燥させたほうがいいと聞いたので、入浴後、胸元ににドライヤーを当てたりもしました。
そして、清潔を保つようには心がけてはいたものの、なかなか治らず、皮膚科に行きました。
そこで、ニキビと判定され、薬を貰いましたが、改善せず。
インターネットで調べているうちに、ニキビによく似たマラセチア毛包炎かも知れないと思いました。
マラセチア毛包炎には、通常の湿疹に使うステロイドや、ニキビの薬は効かないそうです。
治すには、抗真菌剤が要るそうで、今度は別の皮膚科に行ったら、きちんと、マラセチア毛包炎と診断され、薬を貰えました。
継続して、塗り続けなくてはいけませんでしたが、3週間ほどで、症状が治まりました。
根本原因は何か
薬をたくさん貰って改善しましたが、永遠に薬に頼る生活はイヤです。
根本的な原因を除かねばなるまいと、マラセチア毛包炎ができるようになった頃に、何か変わったことをしただろうかと考えました。
思い当たったのは、「合成界面活性剤を使わない、石鹸生活に切り替えたこと」でした。
同じように、「石鹸生活にしてから、マラセチア毛包炎を発症した」と書いている人も居たので、確信しました。
調べてみると、マラセチア毛包炎やニキビ、吹き出物にとっては、石鹸は悪化物質なので、使用中止しなくてはいけないことが分かりました。
私は、身体にとって、合成界面活性剤不使用の生活が一番いいと思っていたので、石鹸が原因とは、思いがけないことでした。
その後の対策
以前はマラセチア毛包炎は出来なかったのだから、その時と同じ環境にしてみようと、胸元と背中だけ、敢えて「合成界面活性剤の入った石鹸」を使うことにしました。
マラセチア毛包炎になった人の記録を見ると、ほとんどは「やさしい石鹸に切り替えた」という対策をとっているのに対して、私はまるで正反対です。
症状が改善して以降、しばらくはビオレを使っていましたが、コラージュフルフル リキッドソープを知ってから、そちらに切り替えました。
マラセチア毛包炎は、真菌(カビ)が原因なのですが、コラージュフルフルは抗真菌成分が配合されているのです。
|
現在の状況
完全に症状が出ないようになってからは、コラージュフルフルもやめて、再び、合成界面活性剤フリーの石鹸だけで洗うようになりました。
とはいえ、冬場になると、また少し胸元に吹き出物ができてきたので、また、敢えて「合成界面活性剤の入った石鹸」を使っています。
マラセチア毛包炎のことさえなければ、完全に、合成界面活性剤フリー生活ができるのに、それができなくて残念です。
最近、ミラブルというシャワーヘッドを買いましたが、これも快適です。
マラセチア毛包炎ができたあとには遅いかも知れませんが、清潔にはできるので、予防にいいかも知れません。
ミラブルでシミが薄くなり髪のうねりが減った!使った感想