みふねたかしとは? いらすとや無料素材の儲かる仕組み! 経歴など
公開日：
:
最終更新日：2019/01/11
アート
フリーイラスト素材サイト「いらすとや」。
無料でありながら、バリエーションが豊富で、どんなイラストでもあるため、日本中、あらゆるところで見るようになってきました。
その結果、駆け出しのイラストレーターたちの仕事を奪っていると問題になっています。
「かわいいフリー素材集 いらすとや」とは?
「いらすとや」は、みふねたかし氏が運営するサイト。
無料イラスト素材を提供しています。使用フリーですが、著作権は放棄していません。
ほのぼのした、かわいい画風で、イラストのバリエーションが豊富なのが特徴。商用使用も無料なので、個人はもちろん、さまざまな企業や公共機関で、パンフレットやポスター、チラシなどに利用されています。
中二病のイラスト
また、中には「当たらないガチャのイラスト」「世紀末感のある人のイラスト」「宗教の二世のイラスト」「中二病のイラスト」、アーケードゲームで遊ぶ「アイカツおじさんのイラスト」などネタ性が高く、見ているだけで面白いイラストもあります。
安楽死・孤独死などの重いテーマのイラストも。
「裏金などのインチキで結果が決まっている出来レースのイラスト」や、「ラーメンの汁の表面に浮いた油を集める人」といった、どこで使うのか分からない不思議なイラストもあります。
世紀末感のある人
みふねたかしさんは、2016年3月、時事ネタイラストの封印を発表しましたが、その後しばらくしてから、携帯電話の「二年縛り」「二年縛りからの解放」といった時事ネタイラストを発表しています。
みふねたかしとは?
2000年、大学入学時にグラフィックデザインを学ぶ。
その後ウェブデザイナーをしていましたが、会社がつぶれ、家で、本やウェブなどでイラストを描く仕事をするようになる。
株式会社MIFUNEを設立。
フリー素材のサイトの利益は?
なぜ、無料でフリー素材を提供し続けるのでしょうか。
「かわいいフリー素材集 いらすとや」のHPには広告が掲載されているので、そこから収入を得ているようです。
イラストの仕事は、依頼されて、渡してしまえばそれで終わりですが、HPなら、たくさんの人にアクセスしてもらい、広告をクリックしてもらえれば、何もせずとも、収入が入ります。
広告収入の金額は、広告の種類によりますが、1クリックによる報酬は15〜20円と幅があります。アクセスした人すべてが広告をクリックするわけではないので、広告で稼ごうと思ったら、たくさんの人にサイトに訪れてもらう必要があります。
広告として、有名なところでは、Googleアドセンスがありますが、大体、月間30万プレビューで10万円、月間100万プレビューあれば30万円〜の広告収入が見込めます。
いらすとやは、日本中、たくさんの場所で利用されているので、アクセス数も多いのでしょうね。
最後に
いらすとやが、駆け出しのイラストレーターの仕事を奪っていると言っても、非合法なことはしているわけではありません。時代に合わせた新しいビジネスの仕組みを実践しているだけです。
時代が変わると、新しいビジネスモデルが生まれ、その結果、仕事を奪われる人が出てきてしまうのは避けられないことなのでしょうか。
多くの人は、「タダで済むならタダで済ませたい」と考えるでしょう。それが、巡り巡って、自分の首を締めることになるのかも知れません。安い商品を求めてばかりで、デフレが起こり、自分の給与も減る、というようにつながっていますからね。
いらすとやのイラストは、省庁のリーフレットにも使われていますが、「イラストレーターに依頼せず、雇用を生み出さないなんておかしい」と捉えるか、「税金を節約していて偉い」と捉えるか…。
確かに、このままでは駆け出しのイラストレーターは仕事が減ってしまうでしょう。自分の作品をフリー素材サイトに販売して報酬を得るイラストレーターも出てきているようです。
すべてのイラストレーターが、フリー素材を提供して広告収入を得るという仕組みにするわけにもいきませんし、何か良い解決策が見つかるといいですね。
年商5億! レイザーラモンHG妻:住谷杏奈の仕事内容
家も金もない井脇ノブ子氏の現在,議員給料や選挙にかかるお金
