鬼平犯科帳を再現した鬼平江戸処(羽生PA)で一本うどんを!!超問クイズ真実か嘘か

公開日: : 最終更新日:2018/04/19

2016年9月24日放送のSmaStation(テレビ朝日)は最新サービスエリア&パーキングエリア特集。

鬼平犯科帳の世界を再現したPA「鬼平江戸処」や、物語にも登場する一本うどんが紹介され、ネットでは「食べてみたい」と話題になっていました。

追記:2018年4月20日(金)放送の「超問クイズ!真実か?ウソか?日テレ系春の新ドラマ!豪華俳優陣が大集結SP」でも「高速道路グルメ」として紹介されるようです。

2013年12月19日に東北道 羽生PA(上り)にリニューアルオープンした「鬼平江戸処」。

ちなみに、羽生PA(下り)は「Pasar羽生」としてなっていて、上下線が異なるテーマで作られています。

鬼平江戸処は、「鬼平犯科帳」の世界を表現したパーキングエリアです。

「超問!真実か?ウソか?」とは

「超問!真実か?ウソか!」は、日本テレビ系列で金曜夜に放送されている、究極の○×クイズショー番組です。司会は有吉弘行さん。

2018/4/20(金)の放送は、「日テレ系春の新ドラマ!豪華俳優陣が大集結SP」。

「GWに行きたい激ウマ高速道路グルメ特集」の中で、一本うどんが紹介されるようです。

鬼平犯科帳とは

池波正太郎時代小説。火付盗賊改方長官である長谷川平蔵が主人公の捕物帳。

農作物の不作などにより、インフレが起こり、各地で打ち壊しが頻発するなど、世情はひどく不穏に。寛政の改革が始まったが、経済不安から犯罪が増加し、凶悪化していきました。そんな時代の1787年〜1795年まで、長谷川平蔵が火付盗賊改の長官となったのです。

鬼平犯科帳は、ドラマ化だけでなく、映画化・舞台化・漫画化・テレビアニメ化までされています。

鬼平江戸処とは

鬼平江戸処は、鬼平犯科帳の江戸の世界観を表現しているPAです。

江戸時代に江戸の入り口となる栗橋関所が設けられていた場所から近いことから、羽生PAを現代の関所に見立て発案されました。

 施設は、鬼平の長谷川平蔵信以(のぶため)が生まれた1745年〜文化文政時代(1804年~1829年)ごろをイメージして作られています。

外観や内装にはエイジング加工が施され、経年劣化したような処理をして、当時の雰囲気を出しています。

 施設正面は日本橋大通りをイメージ。ここに並ぶ大店は、物語の中で盗賊に押し入られたものを再現しています。

 売り子の声だけでなく、祭りの太鼓や、虫の音を流すなど、季節に応じた音声演出も行われています。

五鉄とは

本所深川界隈の下町を再現したフードコートでは、物語にも登場した店「五鉄」を再現。

そこは、物語の中で鬼平たちが集う場所として登場しました。

五鉄は、現在も営業している軍鶏鍋専門店「玉ひで」がモデルではないかと言われています。玉ひでは1760年の創業当時、「玉鐵」(たまてつ)という屋号だったので、小説で「五鉄」という店名を考案したのではないかという説があるのです。

鬼平江戸処のフードコートでは、この「玉ひで」が「五鉄」として実際に出店しています。

そこで、五鉄用にアレンジした軍鶏鍋や一本饂飩を提供しています。

一本うどんとは

スマステでは、坂口健太郎さんが、一本うどんを試食していましたね。

一本うどんは、鬼平犯科帳に登場するメニューで、実際に江戸時代にも存在したそう。

長さが50cmもあり、幅2.5cm、厚さ1cmという饂飩が一本、お椀に入ったメニューです。

太いので、3時間ほど煮込まなくてはいけませんが、煮崩れないよう、原料は独自の工夫がしてあるそうです。原料は小麦のみ。味は、濃いめのすきやき風の汁が麺に染み込ませてあります。

鬼平江戸処

SNS上の口コミなど

 

鬼平江戸処へのアクセス

  • 東北道 羽生PA(上り):鬼平江戸処
  • 〒348-0004 埼玉県羽生市弥勒字五軒1686
  • 館林ICから5.4km    

従業員向けの専用通用口を一般向けに開放したとのことで、高速道路に乗らず、一般道からも行けます

地図

最後に

 昔は、サービスエリアやパーキングエリアは、食事をしたり、トイレ休憩をしたりするだけの場所というイメージでしたが、最近では、わざわざ行く場所、目的地となりうる場所になりましたね。 

どこも充実してきましたが、テーマ型PAはより楽しめます。

寄居SA(上り線)は「星の王子さま」の著者ゆかりの南仏プロバンス地方の雰囲気を持つ街並みが再現されていたり、藤岡PA(上り線)は、観覧車やメリーゴーランドがあったり、噴水があったり。

今後も楽しいSAやPAが続々、誕生することを期待します。

子供たちは鬼平犯科帳は知らないかも知れませんが、鬼平江戸処なら、通常と違った雰囲気を楽しめるでしょう。

タイムスリップしたかのような空間では、写真を撮るだけでも楽しいですね。

駐車場から館内へ入るまでバリアフリーで段差がないので、ベビーカーや車イスの人も安心です。

外国人も喜びそうですが、なかなか観光客が自分の車で行くことはないでしょうから、外国から来たお友達を案内してあげるのにもいいかも知れません。

鬼平犯科帳ファンではなくとも、楽しめそうなテーマ型PA。ぜひ行ってみたいですね。 

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