カードを財布に収納せず財布を開くという動作(アクション数)を減らす/断捨離

公開日: : 最終更新日:2019/02/18 家事・生活, 節約術・断捨離

断捨離をしていると、「アクション数を減らす」ということを重視するようになり、アクション数が減ると、生活が快適になるのを感じる。

「アクション数」とは、下記の記事で説明したが、簡単にいうと「モノを取り出して戻すまでに行う動作の回数」である。

アクション数は、持ち物が多いと増えてしまいがちである。(必要なモノを取るために、手前にあるモノをどける、という手順が増えるため)

キーキーパーR(シリコン製キーカバー)があれば日々の手間を減らせる!

財布は日々の生活の中で、ほぼ毎日使う。

そして、折り畳み財布であろうが、長財布であろうが、ほとんどの場合、「財布を開く」という動作を伴う。

その「開く動作」を減らしたいと私は考えた。

現金を使う機会が減る

財布は常に持ち歩くが、現金を使う機会が減ったと感じるのは、私だけではないはずだ。

私がよく行く店で、現金しか使えない店はわずかである。

働く主婦である私が一週間のうち、行く店は決まっている。

行く店舗 支払い方法
近所の大型ショッピングモール内の店舗 電子マネー orクレジットカード

チェーン店のカフェ

スーパー

ドラッグストア

電子マネー orクレジットカード
クリーニング店 現金のみ

極端に言えば、クリーニング店に行かなければ、現金は必要ではない。

また、普段は職場に手作り弁当を持参するが、たまに、弁当を外で買う際、現金が必要となる。しかし、それもコンビニなどで買えば、現金は不要だ。

ほかに、私が行く店では、郵便局、美容室、ケーキ店、ラーメン店などの小さな飲食店などが現金のみの取り扱いだが、基本的には、電子マネーの普及で、現金はほとんど必要ないと感じる。

財布は小さいものを使用

現金の出番が減ったことと、荷物をコンパクトにしたいという理由から、私は、財布は、とても小さなものを使っている。

バレンシアガの財布「ペーパー ミニウォレット」は、コンパクトなのに、かわいく、お札を畳まずに入れられるので気に入っている。

小さなバッグにも入れられる。

以前は、バッグを替える度に、長財布と折りたたみ財布で、入れ替えていたが、今は面倒なため、小さな財布にしているのである。

小さな財布なら、どんなバッグにも問題なく入れられる。

 

 

ただ、小さいだけあって、三つ折りなので、いちいち開くのが面倒である。

またカード類は2、3枚しか入らない。

私の持ち歩きたいカード

クレジットカードやポイントカードをたくさん持っている人もいるが、断捨離が趣味の私は、カードも厳選している。

私が毎日持ち歩きたいのは、次のものだ。

  •  メインのクレジットカードとして楽天カード(電子マネーの楽天EDYつき)
  •  スーパーのポイントカード
  •  免許証
  •  交通系ICカード(ICOCA)
  •  自宅門のカードキー

ICカードが一枚なら

ご存知のように、ICカードは、財布の中に入れたままでも、支払いをしたり、改札を通ったりすることは可能。

ただし、それは、所有しているICカードが1枚の場合に限る。

2枚以上になると、認識してくれないのだ。

2枚以上のICカードを使う場合には、次のようなICカードセパレータが便利。しかし、ICセパレータを使うなら、財布ではなく、パスケースの方がいいだろう。

ICセパレータを入れる分、パスケースにやや厚みが出てしまうという難点はある。

また、3枚以上になるとお手上げだ。

カードだけをコンパクトに収納できるケース

普段、現金をあまり使わないのだから、いっそのこと、現金とは別に、カードだけを持ち歩こうと考え、これ↓を見つけた。

Sponsored Link

 

両面ともに同様のポケットがあり、中央にも1枚入る。

カードだけコンパクトに収納できて、かつ「開く」必要がないところがポイントだ。

カードケースは数あれど、多くは、多数のカードを入れる形だったり、開く必要のあるものだ。

このカードケースなら、実際、持ってみて、私の持ち歩きたい5枚は問題なく収納できる。

card1

1枚だけ上に飛び出しているのは、この向きで入れた方が取り出しやすいからだ。

↓真ん中の部分だけ、切り込みがないので、横向きに奥までカードを入れてしまうと、出し入れしにくい。

真ん中には、免許証など、「普段出し入れしないが携帯が必要なカード」を入れるのも手かも知れない。

card2

財布のようにフタはないが、カードが落ちる心配はなく、使いはじめてから3か月の間、中のカードが落ちたことはない。

フタがなく開く必要のないカードケースを使った効果

これまで、クレジットカードを財布の中に入れていたので、

  1. バッグから財布を取り出す
  2. 財布を開く
  3. カードを出す
  4. 財布を閉じる
  5. 財布をバッグにしまう

という手間がかかっていたのが、2と4がなくなった。

アクション数が5回→3回になったのである。

「外側にカードポケットのある財布」なら、財布を開かずに、カードを出すことはできるだろうが、私は飽くまでコンパクトさにこだわった。

また、「外側にカードポケットのある折り畳み財布」の場合は、入っても、1、2枚だろうから足りない。

↓片側にこれだけポケットのある、こういうタイプでもいいのだが、全てのポケットにカードを入れたら、カードの出し入れがし辛くなるだろう。

 

持ち歩く小物は増えたが

カード類を現金と一緒に財布に入れている人は、財布一つだけで済むが、私の場合は、「小さな財布」と「カードケース」という2つを持ち歩くことになる。

最初は、「一つにすべてをまとめたい」と考えていたが、毎日の手間を考えると、今のスタイルの方が快適である。

とくに、近所の大型ショッピングモールに行く際は、買い物の度に、クレジットカードを取り出す。

日に10回買い物をしたとしたら、日に10回カードを取り出すのだ。アクション数は少ないに越したことはない。

ほぼカードしか使わないため、現金の入った財布は、ずっとバッグの奥に入れっぱなしということもある。財布をバッグに入れているのは、万が一の時のための保険である。

財布とカードケースを別々に持つメリットはある。

万が一、カードケースか財布のどちらかを落としたとしても、一方があればなんとかなる。「リスク分散」の手段と考えることもできるのだ。

よく使うモノにすぐ手が届くように

日々の収納は、よく使うモノにすぐ手が届くように、動線を含めて考えるものだ。毎日使うモノを、わざわざ取り出しにくい場所に収納する人はいないだろう。

その考え方は、「家の中の収納」だけでなく、「普段持ち歩く荷物」についても、応用できる。

持ち物を減らして、欲しいモノにすぐアクセスできる。

そんな環境を作ることが、快適な生活につながる。

皆さんも、自分のライフスタイルに合わせて、カードや現金の持ち方を考えみてはどうだろうか。

追記:非常用避難袋には現金を

台風21号や、北海道地震など、最近、天災による大規模停電が問題になっている。

当然ながら、停電になると、「現金を持ち歩かず、電子マネーのみのキャッシュレス派」は困ることになる。

私は以前から、非常用避難袋に現金を入れていたが、意外と現金を入れている人は少ないのだろうか。

いくら日常で、財布自体が必要でなくなったとしても、避難袋には現金を入れておこう。

お釣りが不足する事態に備えて、小さなお札と小銭にしておくとなお良い。

PAGE TOP ↑