坂上忍24時!萬来のジャンボカツカレー誕生の感動的な理由
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最終更新日:2016/10/08
食
2016年9月29日放送の「忍24時 坂上忍が誰も知らない日本の24時間を解き明かす!西川峯岸ウラ台湾ツアー」(日本テレビ、19:00〜20:54)
この番組は、「ある時間をテーマにして、その時間に日本全国でどんなことが起きているのか」を紹介するという番組です。司会は坂上忍さんと中村アンさん。
その番組で紹介されるお店が新潟県の柏崎にある「食堂 萬来」です。
「食堂 萬来」とは
食堂「萬来」は、実は、カレー屋さんではなく、ラーメン屋さんです。でも、6合のご飯をこれでもかと皿の上に積み上げたジャンボカツカレーで有名です。
この大盛カツカレーは、普通盛を完食した人だけが注文できるそう。
カツカレー大盛りは1350円。
ジャンボカツカレー
カツはこだわりの「えちごもち豚」の肩ロースを使用。その厚さは3cm。揚げるのに20分もかかります。
萬来のカツカレーのご飯の量は「普通盛り」でも多いです。それが「大盛り」の場合は、てんこ盛りです。
さらに、どっさりのキャベツでご飯をおさえつけます。そして、白い部分が見えなくなるまで、表面にカレーをかけていきます。
ほかの人からは、「わからない程度に量を少なくしたらどうか」と言われるそうですが、お店のアツ子さんは、嘘がつけない性分のようです。さらに「一人で食べるのは無理だ」とアツ子さんは言います。
キャベツがご飯の上にびっしり敷いてあるので、スプーンがまず入りません。
味は、甘めで辛くありません。甘みは、玉ねぎの甘みですね。濃厚。カツは、サクッと揚がっていて、厚みはありますが、柔らかいです。
カツカレーが巨大になった理由
病に倒れ、これまで5回の入院をした店主の隼人さん。
その間に店をつぶしてはいけないと、妻のアツ子さんが、したことのない料理を無我夢中で作り、店を切り盛りしました。
味はお父さんに負けるかも知れないから、アツ子さんは「いっぱいで満足して帰ってくれたらいい」と思って、いっぱいにしてしまったそうです。
ビックリするほど大盛りのジャンボカツカレーは、夫婦の絆から生まれたんですね。
その大盛りカツカレーの評判が評判を呼び、カツカレーを求めて、全国からファンが訪れる店となりました。
大盛り文化が根付く柏崎を代表する料理になっていますね。
まとめ
最近では、SNSでの拡散などを狙って、見た目にインパクトをつけた料理が増えています。店が、ビックリするほどの大盛りにする理由は、大抵、話題作りや人寄せのためですよね。
しかし、萬来のジャンボカツカレーが生まれたきっかけは、意外なものでした。決して、奇をてらったわけではなく、夫のために、またお客さんのためにと考えた結果、生まれたんですね。
旦那様が倒れたとき、奥様は、本当に大変だったでしょう。その危機をジャンボカツカレーによって乗り越えて今があるんですね。
最近は、値上がりせずとも、気づいたら量が減っているという料理や商品も多いです。それなのに、量を減らすような嘘がつけないという萬来の奥様からは、人の良さが伝わってきます。その誠実な姿勢が、今の繁盛につながっているのだと思います。
店舗情報
萬来(ばんらい)
- 電話 0257-24-1337
- 住所 新潟県柏崎市半田1-8-36 (茨目駅から1,500m)
- 営業時間 11:30~15:00、17:00~21:00 (日曜営業)
- 定休日: 火曜
- 駐車場: 有
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