高杉&また子が堂本剛と菜々緒? 銀魂とはどんな話? 身長バランスは?
人気コミック『銀魂』が実写映画化され、2017年に公開されます。そのキャストが発表されました。
主人公は、小栗旬演じる銀時。その最大のライバルである剣術の達人:高杉晋助役として、KinKi Kidsの堂本剛が出演すると話題です。
また、“紅い弾丸”と呼ばれる美女で、二丁拳銃の使い手である来島また子役は菜々緒が演じます。
キャストの豪華さに、『銀魂』ファンは盛り上がっていますが、逆に、『銀魂』を知らない人も居るでしょう。
『銀魂』とは
まず、『銀魂』の読み方ですが「塊」ではなく、「魂」であって、「ぎんかい(銀塊)」ではありません。
「ぎんたま」と読みます。私は最初ずっと銀塊(ぎんかい)だと思っていました。
昔、「僕の地球を守って」という漫画が「僕たま」という略称で呼ばれていましたが、「銀魂」は略称ではなく、そのままがタイトルです。
「銀魂」は、2004年から集英社の『週刊少年ジャンプ』にて連載されている空知英秋さん(37)初連載のマンガ。
2016年9月現在は第65巻まで刊行されていて、66巻は11月4日発売予定です。
SF時代劇の体裁をとった人情コメディ漫画で、基本路線はドタバタギャグですが、感動を誘う人情話や、バトルなどシリアスな展開になる事も多いそう。
古くは「シティーハンター」などもそうですが、マンガは、シリアスに展開し過ぎると、読者にとって重くなるので、ギャグを折り込みながらのほうが人気が出るみたいですね。
マンガのあらすじ
江戸時代末期に宇宙人達(天人・あまんと)が襲来。十数年にも及ぶ地球人との攘夷戦争が勃発したが、幕府は、天人の侵略を受け入れ開国してしまう。
幕府は天人による傀儡政権となり、攘夷志士達や他の侍達は、弾圧されたり、廃刀令によって刀を失い、力を奪われていった。
天人の襲来から20年後、志村新八は、未だに変わらない侍魂を持った男:坂田銀時と出会い、その男気に惹かれ、銀時の営業する万事屋(なんでもや)で働き出した。
そして、銀時達は仕事柄、あらゆる依頼事や、様々な人間達と関わり合っていく事になる。
アニメ化
「銀魂」はアニメ化され、度々、放送されています。
- 第1期 2006年〜2010年放送「銀魂」
- 第2期 2011年〜2012年放送「銀魂’」
- 第2期延長戦 2012年〜2013年放送「銀魂’延長戦」
- 第3期 2015年〜2016年放送「銀魂゜」
イタリアでも2007年〜2008年にかけて、一部が放送されました。台湾・韓国・香港・タイでも放送されていますが、国によって視聴年齢を指定をしたり、一部のシーンが修正・カットされたりしています。
アニメ化以外にも、ゲーム化・ドラマCD化・小説化・電子書籍化され、今後、実写映画化が予定されています。その出演者が、小栗旬さんや、堂本剛さんというわけです。
堂本剛演じる高杉晋助とは
Kinki Kidsの堂本剛さん演じる高杉晋助は、銀時のかつての仲間で、最大のライバルとなる剣術の達人。武装集団・鬼兵隊を率いる頭領であり、「最も危険な男」と称される、敵ながらファン人気の高いキャラクター。
マンガの高杉晋助の設定は身長170cm、体重60kg、20代。堂本剛さんの身長は165cmなので、設定よりは小柄な高杉晋助になりますね。
菜々緒演じる来島また子とは
来島また子(きじままたこ)とは、設定としては165cm、48kg。
菜々緒さんは172cmですから、設定より7cm高く、スラッとしたまた子になりますね。
来島また子は、武装集団「鬼兵隊」の紅一点で「紅い弾丸」の異名を持つ二丁拳銃使い。 鬼兵隊総督である高杉晋助を慕っているのだとか。
マンガでは衣装の露出度が高く、実写ではどの程度、再現されるのか気になります。小柄な人が露出度の高い衣装を着るより、高身長の人が着るほうが、手足など見える面積が大きくなる分、より露出度が高い印象を受けます。
身長バランス
堂本剛さんも、菜々緒さんも、漫画設定の身長とは異なりますが、問題は、並んだときのバランスでしょう。
原作の設定では、165cmの来島また子より170cmの高杉晋助のほうが5cm高い設定ですが、実写映画では、165cmの堂本剛さんと、172cmの菜々緒さんのほうが7cm高いことになります。
そのあたりは撮影の仕方で、工夫されるのかも知れません。また、男性の身長が低くても、堂々としていたり、肩幅があったりすれば、そんなに気にならないこともあります。
モデル出身の男性は背が高い人が多いですが、子供の頃から活動しているようなジャニーズの男性は、思ったより身長が伸びないということもありますね。
また、主人公の銀時を演じる小栗旬さんの身長は184cmなので、165cmの堂本剛さんと20cm近い差があります。そのため、アクションシーンの撮影などでは苦労したのだとか。
背の高い人と並ぶと、低い人はより低く見えてしまいますし、その逆もまたしかり。なので、20cm差はかなり大変ですね。
最後に
マンガの実写化は、原作ファンにとっては、イメージが崩れるからやめてほしいという声もありますが、銀魂に関しては、ファンから文句がほとんどないようで、その理由はやはりキャスティングの良さなのでしょう。
映画では、アクションシーンも見所のようですが、個人的には、そのキャラクターの再現度の高さに注目しています。
堂本剛さんや菜々緒さんのほかにも、菅田将暉さん、橋本環奈さんや長澤まさみさん、岡田将生さんや柳楽優弥さんなどの豪華キャストが予定されているので、それぞれのビジュアルが楽しみです。
近年では、マンガの実写化で「進撃の巨人」が大失敗していますが、これまでには『るろうに剣心』など、たくさんの成功例もあるので、どうなるかは分かりません。
「銀魂」の監督は「勇者ヨシヒコ」の福田雄一さんなので、コメディを取り入れたシリアスストーリーでも完成イメージがしやすく、キャストについても現時点ではファンからの評価も高いので、今回はきっとうまくいくのではないでしょうか。
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