片貝まつりの世界一の四尺玉はなぜすごい?ニッポンのミカタ

公開日: : 最終更新日:2016/10/08 その他

 2016年10月7日放送の「たけしのニッポンのミカタ!門外不出の神ワザ公開!スペシャル」で、世界一の四尺玉の花火が打上げられるという片貝まつりが紹介されます。

「たけしのニッポンのミカタ!」とは

ビートたけしさんと国分太さん一が司会を務める、知的エンターテインメント番組。テレビ東京。

現代日本人の身近に起きるさまざまな社会現象をテーマに、「今」を捉えます。 

 その10/7放送分は、「門外不出の神ワザ公開!スペシャル」。その中で、世界一の四尺玉で有名な片貝まつりが紹介されます。 

片貝まつりとは

 

片貝まつり(かたかいまつり)。片貝まつりとは、新潟県小千谷市片貝町で開催される秋祭りです。

  • 場所: 新潟県小千谷市片貝町(おぢやしかたかいまち)
  • 浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(あさはらじんじゃ しゅうきれいたいさい ほうのうだいえんか)
  • 開催日  毎年9月9日~10日
  • 時刻    19時30 分~22時20分
  •  雨天でも打ち上げ。台風の場合風速10m以上で警戒発令時は順延

地小千谷市片貝町は三尺玉発祥の地。そこでは、片貝町煙火協会によって、世界一の四尺玉を打上げられるのです。

片貝まつりの花火は浅原神社への奉納煙火です。

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奉納煙火とは

奉納煙火とは、神社へ奉納する花火で、個人や企業が想いを込めて花火を奉納します。

片貝まつりの花火は、「浅原神社」へ奉納する花火です。その歴史は江戸時代中期以前にまでさかのぼり、現在までその精神は引き継がれています。

老若男女問わず、子供の誕生祝い、結婚祝い、健康祈願、家内安全、社業発展、物故者追善供養など、さまざまな思いを込めて花火を奉納します。

地元だけでなく、新潟県内、関東地区や関西・東北、九州など全国各地から花火を奉納する人たちが増えています。花火一発毎に、コメントが放送されます。

片貝まつりの花火は尺玉花火が中心で、奉納される花火の7~8割が尺玉花火です。

世界一の四尺玉は9日9日と、9月10の午後10時に打上げられます。

花火の尺玉とは

「世界一の四尺玉」と言っても、何がすごいのか分からない人も居るかも知れませんね?

花火の尺玉とは、日本で昔から使われていた「尺貫法」という長さや重さの単位で、花火の大きさを表したものなのです。

1寸は約3.3cm。花火の場合は、1寸を3cmとして、その直径を表すので、実寸は少し小さくなります。

四尺玉(40号玉)は直径約120cmで、ギネスブックに載っている大きさです。それで「世界一の4尺玉」と言われるんですね。四尺玉は、約800mまであがって、開いた花火の直径は約800mになるほどの大きさです。

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各花火大会では保安距離が設定されており、これによってあげられる花火の大きさが決まっています。まわりに建物があったり、十分な距離がとれない場合は危険な為、大きな花火があげられないのです。

隅田川の花火大会の場合は、4寸玉までです。4寸玉(=4号玉)は、約160m上がって、開くと約130mになります。

そういう意味では、四尺玉があげられる場所は限られます。それが見られるのが片貝まつりなのです。

ほかには、埼玉県の「こうのす花火大会」でも四尺玉が打ち上げられます。こちらは、2016年は10月8日ですね。

ちなみに、四尺玉(40号玉)の値段は260万円にもなると言われています。一尺玉は6万、二尺玉は60万、三尺玉は150万円だそうですから、そのすごさが分かりますね。 

片貝まつりの詳細はコチラ

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まとめ

 恥ずかしながら、奉納煙火というのは初めて知りました。私の家の近くで行われる花火大会は、すべて娯楽用であり、奉納煙火ではないからです。

 一発ごとにコメントが読み上げられるなんて興味深いです。そして、個人でも奉納できるというのですから、してみたくなる気持ちも分かります。

 私は未だ、世界一の四尺玉の花火は見たことありません。安全上の問題から、四尺玉の花火はどこでも打上げられるわけではないようなので、残念ながら、近くの花火大会では見られそうにありませんね。

 片貝まつりは9月で、こうのす花火大会は10月と、どちらも花火の定番の夏ではないところも面白いですね。ギネスに載っている世界一の花火なのですから、行けるチャンスのある人はぜひ見に行ってみてください。

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