小林國雄の1億円盆栽”雲龍”は春花園BONSAI美術館に!林先生が驚く初耳学
公開日:
:
最終更新日:2017/07/10
アート
2017年4月2日放送の「林先生が驚く初耳学」で、盆栽作家:小林國雄氏の1億円の盆栽が登場します。1億円の盆栽は、江戸川区にある「春花園BONSAI美術館」で見られます。
「林先生が驚く初耳学」とは?
「林先生が驚く初耳学」は、毎日放送制作の教養バラエティ番組です。
メイン出演者は、予備校の東進ハイスクール講師の林修先生。世間であまり知られていない情報や、知恵などを「初耳ネタ」として、募集して、寄せられたネタから、博学で有名な林先生に出題します。そのネタが林先生にとって初耳だった場合は、初耳学に認定されます。
4/2(日)の放送では、小林國雄(こばやしくにお)氏作の1億円の盆栽が登場し、林先生がその「1億円の盆栽を剪定」実践問題に挑戦するんだとか? 間違えれば3000万円の損害になるかも知れません。
春花園BONSAI美術館とは?
「春花園BONSAI美術館」(しゅんかえん ぼんさい びじゅつかん)は、盆栽作家の小林國雄さんが主宰する盆栽美術館です。
小林國雄氏↓
小林國雄さんが、私財10億円を投じて、2002年春オープン。それだけ高価なのは、盆栽を飾るための床の間が15ヵ所も作られ、廊下のコーナーも盆栽を飾る場所になっていたり、盆栽を飾ることだけを考えて、建てられているからです。
部屋や茶室には、見事な柾目の杉を使い、中には大きな屋久杉を使ってあるなど、建物自体も一見の価値があります。
小林國雄さんは日本盆栽作風展の最高賞、内閣総理大臣賞を四回も受賞。16回の国風賞を手掛け、200人以上の国風展入選者を育てています。これまで海外からの講演依頼も多く、現在は、海外からたくさんの弟子が来るそうです。
「春花園BONSAI美術館」には、1億円の盆栽「雲龍」もあります。
「雲龍」は、小林國雄氏が20年間にわたり手掛けてきた盆栽で、推定樹齢は約500年とされていて、真柏(シンパク)といわれるヒノキ科のイブキビャクシンで作られています。
施設詳細情報
- 春花園BONSAI美術館
- 住所:東京都江戸川区新堀1-29-16
- 電話 : 03-3670-8622
- 営業時間:10:00〜17:00
- 休業日:月曜日(祝祭日の場合は開館)
- アクセス
- JR総武線小岩駅南口下車 京成バス76番より乗車京葉口下車
- 都営新宿線瑞江駅下車 京成バス76番より乗車京葉口下車
- 入館料 800円(税込) (お茶付き)
学生600円(税込) その他団体割引有り - 地図
盆栽作り体験
「春花園BONSAI美術館」では、毎週日曜日に、盆栽教室が開かれ、小林國雄さんの指導を直接受けることができます。盆栽教室は年会費制ですが、一日体験もあります。番組では、この一日体験をしたのでしょう。
春花園のサイトはコチラ
盆栽の価格の謎
盆栽といえば高価というイメージがありますよね。
価格は、樹木の種類や年数、健康度、枝ぶりにもよるそう。根張りや、木の模様、枝のバランス、総合的に美しく見えて迫力があるか、などを元に査定されるようです。全体的なバランスが大事なので、一部だけ秀でていてもダメだそう。
大きく成長する樹木を、いかに小さな盆(鉢)で長生きさせられるかなど、というのも重要ですね。
盆栽に限らず、普通の鉢植えの植物でも、大きくなり、根や枝が伸び過ぎて困ることがあります。それなのに、盆栽は美しい姿で、あの小さな鉢におさまっているのだから、私のような素人から見ても、すごい技術であることは分かります。
松などは、寿命の長いものは100年を超えるそうですが、100年も小さな鉢の中で美しい状態を維持できるのはすごいですよね。値段が100万円を超えても納得です。
番組では、一億円超えの盆栽が登場しますが、それだけの価値があるのでしょうね。
ちなみに、小林國雄氏作の一億円超えの盆栽は「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日)にも登場しました。
春花園や盆栽についてSNS上の口コミなど
格付けチェックにも登場した1億円の価値がある盆栽「雲龍」を見てきました。仕事のついでで寄ったのですが、あまりにも存在感がすごすぎてなんかもうなんだこれ状態。想像以上にデカかった
これで1億って言われたら納得するわ pic.twitter.com/GHNOBQtgjNSponsored Link
— クルー (@crew_1168) 2017年1月15日
押上で『第8回世界盆栽大会inさいたま』開催1か月前記念イベントで1オク円の黒松・銘「雲龍」が特別展示されるというので見てみた。
以下引用 >
盆栽作家・小林國雄氏(春花園BONSAI美術館館長)が20年間にわたり手掛けてきた盆栽で、推定樹齢は約500年とされています。 pic.twitter.com/m148e1efFp— Yuko Fukushima (@yukoff_tw) 2017年3月18日
春花園BONSAI美術館に行ってBONSAI撮りまくってきました。盆栽の正面を教えてもらって撮った黒松。 pic.twitter.com/1z3xu4r2Dh
— モリエサトシ2月しかない①3月A嬢① (@morinotes) 2017年3月28日
春花園に行ってきました。
天気も良くため息のでる最高の盆栽がわんさかあり、最高に気持ちが良かったです。
来月は新芽が出てもっと綺麗だと思う。 pic.twitter.com/XLibU5AztK— 三上 理 (@samu_mikamika) 2017年3月18日
ちなみに春花園で勉強しているお弟子さんは日本人をはじめ、アメリカ、中国、韓国など、国際色豊かだった。 pic.twitter.com/QfGJoTgfia
— 鈴木 歩己 (@szky_walker) 2017年3月14日
最近は海外の方が人気が高いようで、逆に日本は親の世代の盆栽を息子の代で『引き取って欲しい』と春花園に持って来られることもあるそうで。親方、ちょっと寂しそうだった。 pic.twitter.com/b1YcKnfRV6
— 鈴木 歩己 (@szky_walker) 2017年3月14日
Today, I visited “春花園 Shunkaen” of Bonsai art museum. Life force trees were beautiful! pic.twitter.com/KzCApvz4VC
— SARASA (@SarasaB17) 2017年1月21日
1億円の盆栽がある春花園の前を通って散歩行ってきたけど寒かったー pic.twitter.com/1dWtEkI3FH
— ∞ゆきっち∞ (@inpini_0523) 2017年1月15日
入園料800円で盆栽見ながら解説してもらえてお茶とお土産がもらえてすごい春花園。おすすめです。 pic.twitter.com/F5cg5pXfPI
— ゴメ (@odaQ) 2017年1月3日
春花園(盆栽美術館)楽しいよ めっちゃすごい盆栽がぽんぽん置かれているよ
— わかめ十戸猫 (@palir_o) 2017年1月1日
放送後追記
小林國雄氏の元には、お忍びでハリウッド女優のキャメロンディアスも訪れたことがあるそうで、小林國雄氏は、キャメロンディアスの師匠ということになります。
盆栽用の松は畑で育てられていて、上に伸びる枝を切って、背が高くなるのを防ぐことで、幹が太くなります。
「樹齢200年、300万円の盆栽」に手を加えてほしいと言われ、小林國雄氏は、チェーンソーで穴をあけました。それは躍動感を出せるよう曲げるためです。芯があると曲がりませんが、皮だけにすれば曲がります。
チェーンソーで木の硬い部分を取り出し幹を曲げます。木の状態を見ながら、どれだけ切ってもいいか判断するのが職人技。それから、ジャッキを使い、力を加えながら何年もまけて曲げます。すると、300万円の価値が600万円になるそう。
最後に
1億円の盆栽は、大きくて迫力があり、美しく、かなりの価値があることは納得ですが、本当に「1億円で買いたい」という人が居るのかなと思いました。そして、逆に、もっと高く買いたいという人は居ないのだろうかとも思いました。
最近、父が、ある市に、あるものを寄附したのですが、査定したら300万円相当だそうでした。でも、仮に売ったとしても、本当にその価格で買ってくれる人が居るのかというのも分からないし、販売してみないと、本当にその価値は分からないですよね。
もしかしたら、この1億円の盆栽も、オークションに出したら、それ以上の価値があるかも知れないですよね。
私は、育てるのが簡単な観葉植物ですら、だんだん変な形に成長してしまい、バランスが悪くなって困ったことがあります…。今では、観葉植物はフェイクで済ませてしまうという手抜きさです。何十年も美しい形をキープできる盆栽はすごいですよね。
よく考えたら、今「1億円の価値のある盆栽」でも、ちょっとでも手入れに失敗したら、その価値は下がってしまうんですね。仮に転売されたとしても、次の所有者がきちんとした手入れのできる人でなければ、あっという間に価値のない盆栽になってしまうという意味では、価値の高い盆栽は、よっぽど腕に自信のある人しか買うことができませんね。あるいは定期的に手入れに来てもらうしかないでしょう…。
番組では、本当に林先生が剪定するのでしょうか。放送が楽しみですね。
高級生食パン専門店乃が美(のがみ)のパンは何が違う?林先生が驚く初耳学
マツダはもみじまんじゅう式ピアノでからくり改善!林先生が驚く初耳学
プリンちゃんはギネス記録を2つ持つビーグル犬!林先生の驚く初耳学