アニャンゴは外国人女性ニャティティ(ケニア楽器)奏者で世界オンリーワン
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最終更新日:2017/01/03
芸能
2017年1月2日放送の『実はこの人…世界オンリーワン1』に、女性として初めてニャティティを演奏することを認められた日本人アニャンゴが登場します。ニャティティとはケニアの民族楽器で、もともとは、現地の選ばれた男性だけが扱うことを許された楽器でした。
『実はこの人…世界オンリーワン1』とは?
2017年1月2日にTBS/MBS系列で放送される、世界70億人の中で「たった一人」しかいない能力や技、職業を持つスゴイ日本人を紹介する新春特別バラエティ番組です。
「海外の大富豪や王族がわざわざ会いに来る東京の40代男性」をはじめ、世界でたった一人しかいないスゴイことをやっているオンリー1な日本人たちが登場します。
出演者は、フットボールアワーの後藤輝基さん、アンジャッシュの渡部建さん、優香さんなどです。
その中で「とある国の国民的スターで“世界が尊敬する日本人100人”にも選出された30代女性」として、アニャンゴさんが紹介されます。
ニャティティとは?
ニャティティとは、8本の弦でメロディーを奏でながら右足に付けた鉄輪と鈴で拍子を取りつつ歌える楽器です。
もともとは、ケニアの現地の選ばれた男性だけが扱うことを許された楽器でした。
アニャンゴとは?
- アニャンゴ。Anyango。
- 本名:向山恵理子
- 1981年生まれ
- 青山学院大学卒
- 東京都品川区出身
「アニャンゴ」 は、ルオ族の女性の名前で「午前中に生まれた女の子」という意味。
女性ヴォーカリストであり、東アフリカのルオ族の伝統楽器 「ニャティティ」の世界初の女性演奏家。
2004年 音楽修業のためケニアに渡り、ルオ族の民族楽器「ニャティティ」と出会う。
2005年 ケニアの首都ナイロビで修業の後、さらにニャティティの演奏を学ぼうと西ケニア奥地の村アレゴカラプールに赴く。ニャティティ名人に弟子入りしようとしたものの「外国人には教えない」「女性には教えない」と断られる。
諦めずに通い続けると、村に暮らしてルオの生活を学ぶようにと言われ、電気も水道もない村での生活を続ける内に、熱意が通じ弟子入りを許可される。
約8ヶ月に渡る指導を受け、外国人として、女性として初めてのニャティティ演奏家として認定された。
同年(2005年)12月 “ボーマス・オブ・ケニア”(ケニアの国立劇場のようなもの)で、建国以来、初の外国人演奏家としてライブ演奏を行う。
2007年 「ニャティティを弾き、ルオ語で歌う日本人女性」として、ケニアのテレビやラジオ、新聞などで大きく報道され、ケニアで広く名を知られるようになる。
ケニア政府観光局より「日本ケニア文化親善大使」に任命され、3年連続、アフリカ各国の首脳を前に国連の式典で演奏。
2009年 Newsweek誌(日本語版)で「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれる。
伝統楽器ニャティティを習得するまでの経緯なども紹介されたアニャンゴについての記事(外部)↓
ケニアで最も有名な日本人女性アニャンゴに聞く、海外で成功するコツとは
アニャンゴのCD
サバンナ
2015年10月にリリースされた、6枚目のアルバムです。