ブランドバッグを持つのが恥ずかしい!という気持ちになった話/断捨離の結果
ブランドバッグを持つのが恥ずかしくなってきてしまい、ほとんど手放した話です。
ブランドバッグに対するこれまでの姿勢
私は、これまで「ブランドバッグがとくべつ大好き」というわけではないものの、人並みには持っているほうでした。
でも、「何がなんでもブランドバッグがいい」とか「エルメスなどに憧れる」という気持ちはなかったので、どちらかというと、ブランド好きではないほうに分類されるタイプだったと思います。
そんな私が、ブランドバッグのほとんどを手放した話をご紹介します。
ブランドバッグの種類
私の中で、ブランドバッグは次の2種類に分けられます。
- ブランドのロゴが大きく入っているものや、誰が見てもどこのブランドかわかるもの
- どこのブランドのものかは一見わからないもの
「ブランドものを持つのが恥ずかしくなった」と言っても、私の場合、1が恥ずかしくなったのであって、2はいまだにアリです。
1は「ブランドの力を借りて、自分を大きく見せたい」「自分はこんな高価なものが買えるお金持ちであることを周囲にアピールしたい」と見えてしまうような気がしてしまったのです。
たとえ、ロゴが大きく入っていたとしても、「かわいい!」「素敵!」と思って選んだバッグが、たまたまブランドものだった、ならばアリです。
お金持ちだと思われたい!?
以前、長く使えると思って、シャネルのベージュの革のチェーンバッグを購入しました。47万円ぐらいだったでしょうか。
定番なので、何年経っても、古い印象にならず、使えると思ったのです。
でも、使う場所は選びました。
裕福な友人たちと会うときは気兼ねなく持てたのですが、そうではない友人たちと会う時には、持つ気になれませんでした。
いかにもシャネルといった感じのバッグを持つことで、「お金持ち」と思われたら嫌だし、ブランド好きだと思われるのも嫌だったからです。
「ファッションに無頓着でブランドに興味を持っていない友人」の場合はいいのですが、中には、「自由になるお金はそんなにないのに、他を削ってでも、ブランドバッグを買っている友人」もいて、その人たちの前で、何の苦労もせずに高価なバッグを買っているように思われたら嫌だなと考えすぎてしまいました。
世の中には、周囲から「お金持ちだと思われたい」という考えの人も多いようですが、私には、そういう感覚は全くありません。
どちらかというと上品に思われたいので、なるべく、派手なバッグは持たないようにしています。
周囲に気を使って我慢しているのではなく、もともと、それほどブランドに執着がないからかもしれません。
私にとって、必要以上に自分を大きく見せる必要があるとは思えないのです。
ブランドを買ってしまう理由は?
ブランドのバッグはデザインや上質さが魅力で、それを目当てに購入する人も多いでしょう。
しかし、「ブランドバッグがあれば安心」という考えで買う人もいます。
「高いお金を出すのに、どこのブランドものかわからないデザインは嫌だ」というタイプです。
そういう人は「私はエルメスのバッグを持ってますよ。お金持ちですよ」とアピールしたいのでしょう。
夫の友達は「俺は貧乏育ちだから、ブランドもので自分を武装したいと思ってしまう」と言っていたそうです。
その彼は、「お金持ちですよ」とまでは言わずとも「貧乏じゃないですよ。人並みですよ」とアピールしたかったようです。
私の友人が学生時代に付き合っていた東大生の彼氏は、全身、グッチでした。
決して、実家が貧乏だったわけではないと思いますが、全身グッチにしてしまうということは、何かしらのコンプレックスがあったのでしょう。
裕福な育ちの人は、全身ブランドもので固めることなどないと思うので・・。
急に恥ずかしくなった理由
以前から、「お金持ちのように見せるためにブランドバッグを持つのは恥ずかしい」とは思っていました。
それが、急に「ブランドロゴが目立つバッグはどれも恥ずかしい」という考えに至ったのは、周囲の環境の変化もあるかもしれません。
私は、大金持ちの友人もいますが、庶民的な友人もいて、今はどちらかというと、後者と過ごす時間が長いのです。
自分の学生時代の友人より、子供の友達の親や、職場の人と会うことが多いからだとも言えます。
「環境の変化」という大きな要因に加えて、「断捨離」を続けて、持ち物を吟味した結果、ブランドロゴが目立つバッグは恥ずかしいという考えに至りました。
でもブランドバッグはやめられない!?
私としては、ブランドロゴが大きく出ているバッグを持つのは恥ずかしい。
でも、ブランドものの上質さは捨てられません。
作りが丁寧で、長持ちするのも確かなのです。
これまで何度も安いバッグを買ったことがありますが、やはり合皮などは短い期間でダメになってしまいます。
そう考えると、多少、高くても長く使える分、高級ブランドバッグはコスパがいいのです。
(エルメスぐらいになると、コスパがいいとは思えませんが、何世代にも渡って使えばコスパはいいかもしれません)
また、手頃なバッグは、デザインが野暮ったかったり、安っぽく見えるものもあり、質で選ぶと、ブランドものになってしまうことはありました。
ブランドものをやめるには
ブランドものについて面白い動画を見つけました。
岡田斗司夫ゼミ#244(2018.8)“友達不要論”の真実。成功者たちの嘘臭さを暴く『幸福の「資本」論』。あなたを助けるのは金融資産?人的資本?社会資本?
39:00あたりからの話が興味深いです。
↓
欲しいものが、年収の範囲内なら、経済的に独立できているということ。
ブランドバッグはレンタルに出す
ブランドバッグを手放そうと思った時、売りに出す人は多いでしょう。
私もそうでしたが、今はレンタルに出すという選択肢もあります。
私の不要になったバッグたちは、普通に売るより、だいぶ稼いてくれたと思います。
シャネルのようにもともとの値段が高額なものは、元を取るには、かなりの年月がかかると思いますが、もう要らないものなら、預けっぱなしにしていても気になりません。
(↓バッグをレンタルに出してお小遣いを稼いだ記録。当然ながら、今はもっと増えています。)
ラクサスXで稼いだ金額公開!査定厳しく預かり不可はロエベ,セリーヌも
レンタルに出して、ある程度の金額になったら、いちいち、振込申請する・・という手間はあります。
それが手間だという人は売ってしまったほうが楽かもしれませんね。
いきなり手放す勇気がない場合は、お試しで預けて、「やっぱり使いたい!」と思ったら、手元に戻せばいいとも言えます。
ブランドバッグが必要かも知れないと思う場所
私は節約志向ですが、派手好きの夫に合わせると、どうしても、高級ホテルや高級レストランに行く機会も多くなるでしょう。
早速、近いうちにまた、会員制ホテルのベイコート倶楽部にも行く予定です。
そういう場では、ブランドバッグがあったほうがいいのかな・・と思うことはあります。
でも、そういう場で、ブランドロゴが目立つバッグを持っていると、成金っぽく見えるかもしれません。
私は、「25ans」ではなく「家庭画報」になりたい・・そんな気持ちです。
最後に
コロナで人と会う機会が減ったことも、物を手放すいいきっかけになったかもしれません。
ブランドバッグを持つのが急に恥ずかしくなってしまうというのは、不思議でした。
私が個人的に勝手にこういう価値観に変わっただけで、ブランドロゴの目立つバッグでも、オシャレに素敵に持っている人は、全然問題ないと思いますよ。
それを見て、「いやっ、あの人、ブランドバッグなんて堂々と持っちゃって、恥ずかしいわー」とは決して思いません。
ただ、たまに、ブランドバッグだけ取ってつけたように浮いているコーディネートの人もいます。
「お金ないのに無理して買ったんだな」とかいうのはなんとなく滲み出てしまいますし、大金持ちでブランドバッグをコレクションしている人は「心の中で何か満たされないものがあるのだなろうな」とは思ってしまうかもしれません。
↓この人の持ち物や服装選びが、とくにそう思ったきっかけです。
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