ラグーナベイコート倶楽部(愛知県蒲郡市)に子連れで行った感想!プールが素敵
会員制のラグーナベイコート倶楽部に行ってきました。
ちなみに、名称は「ベイコート蒲郡」ではないですが、「ベイコート蒲郡」で検索する人が多いですね。
私は、節約記事を書くほどの質素妻ですが、夫はセレブ志向で、ベイコート倶楽部のメンバーなのです。
「ラグーナベイコート倶楽部」とは
「ラグーナベイコート倶楽部」は、会員制アーバンリゾートホテル。
リゾートホテルで有名なエクシブの最上級ラインですね。
「ベイコート倶楽部」は、このほかにも「東京ベイコート倶楽部」と「芦屋ベイコート倶楽部」があり、どれも行ったことがありますが、以前から、「ラグーナって何?」と思っていました。
東京や芦屋のように地名ではなく、「ラグーナ」って何かほかのベイコートと違うのかな?と思っていたのですが、行ってみたら、ただの地名だということがわかりました。
埋立地のそのあたりのエリアの名称が「ラグーナ」だったのです。
東京でいうと「天王洲アイル」とか、関西でいうと「ポートアイランド」みたいな感じでしょうかねぇ・・。
ほかのベイコート倶楽部の名前の法則でいくと、「蒲郡ベイコート倶楽部」になるのではないかと思いましたが、「蒲郡」だとちょっと印象がイマイチな感じがしてしまいますよね・・。
建築計画時点では「エクシブ蒲郡(仮称)」だったようです。
↓googleストリートビューには、まだ工事中のベイコートが。2017年時点。
客室は?
客室は細い柱で支えられている部分にありました。
面白い構造ですね。
客室に続く廊下は、こんな感じ。
曇りガラスなのは、こちら側に露天風呂があるからです。
私たちが泊まった部屋は、ラグジュアリースイート。
↑この寝室と別に、素敵なソファやテレビのある部屋があったのですが、この2部屋がドアでつながっているため、部屋が二分されて、最初の印象は狭く感じました。
抜けるような広さをイメージして足を踏み入れたからだと思います。
もちろん、普通のホテルに比べたら、十分な広さはあるのですが、「大きめの引き戸を開ければ、つながった一つの部屋になる」というようなデザインではありませんでした。
↓部屋全体の画像は撮り忘れました。
引き出しや、冷蔵庫には一応、いろいろ用意されていますが、うちは、いつも事前にコンビニで買っていきます。
(部屋のものは高くつきますからね・・。こういうところは節約志向)
ドライヤーはダイソン!
良かったのは、ドライヤーがダイソン製だったことです。
せっかちな私は、1分でも早く乾かせるように、家ではダイソンのドライヤーを使っています。
大抵、ホテルに行くと、他社のドライヤーしかなく、物足りなく思っていました。
スパにも、ダイソンのドライヤーが置かれています。
スパには、ダイソンのドライヤーのパーツ(ディフューザー)等も用意されていました。
子連れの場合の注意点
ベイコート倶楽部は、基本的には大人向け。
子連れでラグーナベイコート倶楽部を利用する場合、気をつけることは次の通りです。
スパ(大浴場)は、小学生未満は18時以降、入れない
仕方なく夕方に入りましたが、うちだけでなく、小さな子供連れの人は夕方に入っている人が多かったです。
チェックインが早ければいいですが、ちょっと遅れると、急がなければスパに入りそびれます。
チェックアウトの日は、朝食後にまた入りました。
食事はビュッフェ
大人だけなら、素敵なディナーがいただけるでしょうけれど、子連れだと、ビュッフェがいいでしょう。
夜も朝もビュッフェにしました。
朝のビュッフェは、時間帯によってはかなり待たされるので、注意です。(詳細後述)
ブティックには、子供が欲しがるような幼児雑誌やお菓子などは売られていないので、それは子連れにとって、ありがたいことかも知れません。
ドレスコードは?
ベイコート倶楽部には「カジュアルな服は不可」というドレスコードがあります。
ですが、「金持ち=垢抜けている」というわけではないのだな、ということが、来ている人たちを見ているとわかります。
東京ベイコート倶楽部の時は、「さすが、なんか素敵な人たちが泊まってるんだな」と思いました。
(2019年8月追記: この時は宿泊した時期が平日で家族連れが少なかったからのようです。家族連れの多い時期はそうでもなかったです)
が、芦屋やラグーナでは、時期的に、家族連れが多かったので、そこまで、スタイリッシュな印象は受けませんでした。
一応、子供の服もあまりカジュアルになりすぎないように気を遣いましたが、ビュッフェ会場などに居る子供は、あまりオシャレではないTシャツなど、カジュアルな人が多かったですね。
ビュッフェの場合は、ほかのレストランと異なり、男性もジャケット着用までは求められないので、ラクではあります。
ベイコート倶楽部のドレスコードの実際のところは!?
駐車場は青空駐車場
東京は地下、芦屋も建物内の駐車場でしたが、ラグーナは屋根のない青空駐車場。
「駐車場から誰にも会わずに部屋に行ける」というのは東京だけで、東京はかなり特殊だったんだなと思います。
ラグーナは、屋根がないので、当然、おみやげの食品などは車の中に置いておいてはいけません。
雨の時とかは面倒ですよね・・。
建物全体がかなり贅沢な作りのため、駐車場まではお金がまわらなかったのかな、と思ってしまいました。
スパの場所がわかり辛い
「スパは地下1階です」と説明されました。
しかし、実際にスパがあるのは1階なのです。
私はこの説明のせいで少し迷いました。
まず、地下一階に降りて、スパのほうに進みます。
一本の長い廊下をひたすら進みます。
そして「SPA」と書いてあるのに、スパが見当たらず、困惑しました。
スパと書かれた隣にエレベーターがあるのはすぐわかったのですが「地下一階にあるはずだから、ここからエレベーターに乗るはずない」と思い込んでいたのです。
実際は、「地下1階に、スパにつながるエレベーターがある」が正しい説明です。
↓このエレベーターに乗るか、横の階段で1階に上がればスパの受付です。
スパには、客室からバスローブとスリッパで行くことができるため、地下1階は、ほかのフロアの客と会わないよう、移動のために作られたフロアのようでした。
↓廊下のところどころに、こんなソファが置かれています。
「バスローブとスリッパで行ける」とは聞いていましたが、明るい時間にバスローブでうろつくのはちょっと抵抗があり、普通に洋服+スリッパで行きました。
地下一階を移動のためだけに作るなんて贅沢ですね。
スパの中は?
受付で部屋番号と名前を書いて、ロッカー番号の書かれたゴムバンドを受け取ります。
このゴムバンドはロッカーの鍵がついているのではなく、ただ、ロッカー番号を忘れないための、番号の書かれたゴムバンドです。
ロッカー自体は、部屋にある金庫と同じで任意の4桁の数字を入力して、ロックします。
ロッカーの中には、スパ専用スリッパが入っていて、ロッカーから浴室の手前まで、それを履きます。
スパ専用バスローブを渡され、ロッカーから浴室手前までそれを着ていくといいと言われました。
が、大した距離ではないので、裸で移動してもいいと思うのですが、裸でウロウロする人たちが居たら、セレブな雰囲気からかけ離れるのでしょうかね・・。
子供は、裸で移動しますが。
ロッカーの中には、シャワーキャップなどが入っているので、必要ならそれも使います。
浴室は、インフィニティ露天風呂があり、素敵でした。
サウナもありますよ。
スパのロッカールームには、水、お茶、スポーツドリンクと、イチゴ・パイナップルなどのドライフルーツも用意されていて、自由にいただけます。
私は甘いもの断ちしているので、食べませんでしたけどね・・。
お菓子断ちした理由は肌のため!一ヶ月経過の結果と効果は!?
スパには、ドリンクの自販機があるわけでもないので、お金は持っていく必要ないですね。
朝食ビュッフェは待たされる!?
朝食ビュッフェは7時〜10時の間の好きな時間に行けばいいのですが、皆、同じような時間に集中するんですね。
9時前頃に行ったら、待ち時間が30分と言われました。
とくに遠出する予定を入れていなかったので良かったですが、予定を入れていたら、結構な時間のロスです。
混み合う時間を避けたければ、早く行きましょう。
待つ間は、部屋に戻っていてもいいのですが、ホテル内を散策したかったので、受付に携帯番号を伝えて、電話してもらいました。
インフィニティプールが美しい
皆、アウトドアプールの周辺で待っていました。
プールはインフィニティプール。素敵でした。
残念ながら、プールは夏場にしか入れないので、今回は入っていません。
↓置かれているガーデンチェアなども素敵です。
ここから桟橋まで足を伸ばせます。
桟橋のところでは、ホテルの敷地外に出るにも、中に入るにもカードキーが必要ですよ。
私は、桟橋のあたりまで下りましたが、そこは敷地外ですし、そんなに素敵ではありませんでした。
見えるマリーナも、芦屋とはやはり違いますね。
ビュッフェ待ちで、いい散歩ができました。
晴れていたから良かったですが、これが雨だったら、時間を持て余したでしょう。
ラグーナベイコート倶楽部は不人気?
なぜか「ラグーナベイコート 不人気」とか「ラグーナ 蒲郡 不人気」というキーワードで、ここにアクセスする方が多いです。不人気なんでしょうかね・・。それについては、また調べてみたいと思います。
個人的には、芦屋やお台場と違って、「こんな場所?」とは思いましたが。
今までは、ベイコートは都会の真ん中にあるイメージでしたが、ラグーナに限っては、エクシブみたいに辺鄙な場所にあるなと思いました。
ベイコート倶楽部に泊まるには?
ベイコートに泊まるにはどうしたらいいのか? というのを調べてこのサイトに来る方も多いです。
ベイコート倶楽部のメンバーになればいいのですが、それは高すぎますね・・。
メンバーとなっている人に、予約をとってもらい、ゲストとして泊まるのがいいでしょう。
宿泊料金も、スパ利用料金も、メンバー価格とゲスト価格では、かなり差がありますが、ベイコートのメンバーになるよりは安いので、ちょっと泊まってみたいだけなら、ゲストとして利用するのがいいですね。
ただし、問題は、次の二点をクリアすることです。
- 友人にベイコート倶楽部メンバーが居ること
- 予約をとってもらうことができるぐらい親しいこと
気になった点
荷物を床に置かれた
チェックイン時に、荷物を運んでくれたスタッフが、私のバッグを床に置いたのが気になりました。
スーツケースなどは床に置いてくれていいのですが、私はバッグは床には置かないので。
ビュッフェ会場のトイレの一室、もう紙がなかった
新しいトイレットペーパーがあれば、次の人にために入れておこうと思ったのですが、ストック自体が個室にありませんでした。
そうであれば、まめに係がチェックして補充すべきではないかと思いました。
スパのスリッパ置きの奥がホコリだらけ
スパでは、ロッカーから浴室まで、スパ用のスリッパに履き替えて、スパ用のガウンを羽織って、移動します。
浴室手前にスリッパとガウンを置く場所があるのですが、スリッパは普通の姿勢で置く分には何も気になることはありません。
しかし、私は子連れだったため、かがんだ姿勢になりました。
その姿勢から見ると、スリッパ置きの棚が意外と奥行きがあり、その奥にホコリがたくさんたまっているのが見えたのです。
部屋のトイレットペーパーの位置が気になる
最近は、自然保護のためか、トイレットペーパーが2つあっても、片側から先に使い切るように、一方はシールで封印してあります。
しかし、使えるペーパーのほうが、取り辛い位置にありました。
本来なら、使いやすい位置に使えるペーパーを入れ、使いにくい位置に封印されたペーパーを入れたいところです。
私は、使いやすい位置に、使えるペーパーを移動させましたが、スタッフにここまで求めるのは酷かも知れませんね。
自分で入れ替えましょう。
人手不足を感じる
「必要な時に必要な人が居ない」ということが何度かありました。たとえば、朝食ビュッフェで食べ終わり、会場を出る手続き(=サイン)をする際に、スタッフが居ないなど。
一人は常駐するか、会場を出て行く人の姿が見えたら、すぐに出口に走るかしたらいいのにと思いました。
私は、わざわざ会場の中にスタッフを探しに行きました。
また荷物を運ぶ時も、夫が車を取りに行くまでに、スタッフが出口の所に運んでくれて、待機してくれました。
しかし、その後、なぜかスタッフの姿が見えなくなり、夫が車をまわしてきた時には、誰も居なかったので、私は、荷物の載ったキャスターを自分で押して、車の近くに寄せ、荷物をおろして載せました。
その時にスタッフが慌てて駆けつけてくれましたが、肝心な時に居ないのはなぜかなと思いました。
別に私は、自分で何でもできるので構わないのですが、ホテル側としては不手際となるでしょう。やはり人手不足なんでしょうね。
こういう時、「ベイコート 求人」とかで検索すると、ゲスト側とは違う側面から見た情報が見られて興味深いです。
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最後に
全体的には素敵だったし、また行きたいですよ。
おおらかで、人に優しいタイプの私なのに、細かいところが気になったのは、おそらく「高い値段を払っているのに」という意識があるからだと思います。
(私自身は払っていませんが、ベイコートを購入した夫は、驚くような金額を払っているのでしょう。いくらかは知りませんが)
高い価格を支払うと、当然、それに見合った待遇を求めてしまいますよね。
普通のホテルなら十分な点でも、「もっとできるだろう」と気になってしまうのだと思います。
「ゲッターズ飯田」の本で、私は「銀の時計」で「銀の時計は庶民的」と書かれていました。
それを見た時は、「違うのに!」と思いましたが、よく考えたら、かなりの節約志向ですし、庶民的なのかも知れません。
(最近の節約: 歯医者さんで、虫歯の治療の時に「麻酔します?」と聞かれ、「いいです」と断りました)
節約志向の私としては、「ベイコートには泊まるだけにして、ご飯は外で食べたらいいじゃない?」といつも思うし提案するのですが、夫に採用されません・・・。